★2つ。

途中は面白くて、
どうなるかドキドキしながら読んだけど…。

あまりにも登場人物が悪い人ばっかりで、
ラストはもやもやが残ってしまった。

「いい人が1人もいない小説を書きたかった」
という作者の狙い通りかもしれませんが、
少しは共感できる人がいて欲しかったなぁ。

東野作品、私にとっては当たりハズレが大きい小説。
それでも“当たり”を求めてまた読んじゃいそうです。




敏腕広告プランナー・佐久間は、
クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。
家出してきた葛城の娘と出会った佐久間は、
“狂言誘拐”というゲームを開始した。

参考:「BOOK」データベース『ゲームの名は誘拐』

★4つ。

1973年に起きたある事件。
解決しないまま年月が経ち、
その関係者の周りで次々と新たな事件が…。

犯罪はもちろん許されることじゃない。
だけど、犯罪を犯すことでしか生きられなかった犯人が悲しすぎて、
被害者ももちろんだけど彼らも救ってあげたくて。
犯人の視点から語られることはないので
「どうしてこんなことを?」って思っていたのが、
推理だけでだんだん動機が浮かび上がってきて
すっかりのめり込んでしまいました。

東野圭吾さんの長編、
初めて読みましたが短編よりずっと面白かった。
ラストはなんだか切なすぎるけど。

白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
東野 圭吾

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) 秘密 (文春文庫) 分身 (集英社文庫) 悪意 (講談社文庫) 変身 (講談社文庫)

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★3つ。

短編ミステリー集。
すべての話に出てくる刑事さんが同一人物だ、
と気付いたのは3作目。(ニブい)

この加賀刑事、
東野さんの小説ではお馴染みの人のようです。
犯人は分かるしトリックもそれほど凝ってないけど、
人が罪を犯してしまう理由やその悲しさが描かれています。

でもその心理描写も、短いゆえにちょっと物足りない、
もうちょっと知りたい、って感じが…。

「加賀刑事」のファン向け、と言えるかも。
文章は丁寧で好きなので、今度は長編読んでみます。

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
東野 圭吾

私が彼を殺した (講談社文庫) どちらかが彼女を殺した (講談社文庫) 卒業―雪月花殺人ゲーム 同級生 (講談社文庫) 眠りの森 (講談社文庫)

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