★5つ。

2005年に公開されたジョニー・デップ主演映画
『チャーリーとチョコレート工場』の原作。

『チョコレート工場の秘密』の最大の魅力はやっぱり、
“世界一おいしいチョコレート工場”!
夢に溢れたチョコレートの作り方、
そしてそこで働く“あるもの”たち、
チョコレート好きにはたまらんっす。

奇想天外なチョコレート工場の秘密と
ドタバタ感が強いストーリーが単純に楽しめます。
ちょっとブラックな展開もあって
“子ども向き”と油断はしてられません。

そして人間描写が実は鋭い!
チョコレート工場のオーナー・ワンカ氏をはじめとした
強烈に個性的な人々。
大人も子供も、どこかにいそうな人の特徴を
思いきり強調して描かれているような感想。
いくらなんでもこんな人はいないだろー、と思いつつも
なんだかどこかで会った気がする…
もしかして自分にも似た部分があるかも?
と思ってしまう。
貧しくても素直で家族思いな少年、
チャーリーの健気さにはホロっときます。
周りの大人たちのチャーリーを思う暖かな気持ちにも。

やさしい英語なので、原作でもわりとスイっと読めます。
講談社英語文庫には巻末に注釈がついているから助かるし。

映画『チャーリーとチョコレート工場』とはラストがちがっています。
ほんわりする映画のラストもいいけれど、
続きを匂わす原作のラストも楽しくって好きです。

※以前に書いた『チョコレート工場の秘密』の感想を書き直しました。



『チョコレート工場の秘密』
チャーリーの家のすぐそばに、
世界一おいしいチョコレートの工場がある。
そのオーナーのワンカ氏が、
5人の子どもを招待することにした!
招待状が入ったチョコレートは
世界中にたったの5枚。
でも、貧しいチャーリーが
チョコレートを口にできるのは1年に1度、
誕生日に1枚だけ…。

参考:「BOOK」データベース

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