ザ・万歩計万城目学

★3つ。

『鴨川ホルモー』の万城目学さんの初エッセイ集。
小説を書き始めた頃の話、
学生時代や子供の頃の思い出話、
旅行記、ちょっと笑える妄想、
などなど内容は色々です。

『ザ・万歩計』は抱腹絶倒、という感じではないけれど
思わずふふっと笑ってしまう話が多くて
軽く、気持ちよく読める、という感想。
個人的に好きなのは「ニュー・ソング・パラダイス」。
人類の叡智を詰め込んだ大容量メモリーに
音楽を入れるとしたら、どの歌のどの部分を入れる?
…なんておバカな妄想を真剣に考える万城目学さん、
想像すると笑ってしまうけど
自分ならどうするか、やっぱり真剣に考えてしまった。

モンゴルの遊牧民と暮らした体験記は
自然とともに生きることの大変さに言葉を失うけれど、
それすらなんだか面白おかしい。
笑えたかと思うと、祖父や飼い猫の思い出など
心がしんとするような、少し切ない話も。

万城目学さんは、日常に起こるささやかな出来事にも
意味や面白みを感じとっているよう。
そして、そんな出来事に遭遇している自分を
自分で観察しているみたい。
一歩離れた自分がそこにマヌケさを見ていたり、
切ない話でものめり込み過ぎずに淡々と書いていたり。
だからどんな話でも重すぎずさらっと読めます。

観察眼と感受性が鋭くて、
だからこそ普通の日々すら“マーベラス”。
その感覚、見習いたいものです。



『ザ・万歩計』
オニを遊ばせ鹿に喋らせる
マキメ・マナブのマーベラスな日々。
万博公園に出現した
オレンジ色の巨大怪鳥とは!?
「この世に存在するはずのない曲」への想い…
He can’t stop himself!

参考:「BOOK」データベース/本体帯

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コメント
「ふふふ」とか「にやり」とか。
エッセイも一筋縄ではいきませんね、万城目さんは。( ̄▽ ̄)
私も「ふふふ」とか「にやり」とかしながら読んでいました。
巨大怪鳥については私はイベントかなにかにきていたビッグバードの着ぐるみという夢のない推理をしているのですが、謎のままの方が楽しそうですね。

>日月さん
エッセイも面白かったですね!
ニヤニヤしながら読んでました( ̄ー ̄)
巨大怪鳥…追求せずに
不思議のままでいたほうがよいのかも?
そのうち万城目さんの小説に
巨大怪鳥をモチーフにしたものが出てくるかも、
なんて考えてしまいました。

こんにちは^^
万城目さん、エッセイ出されてるんですね。「鴨川ホルモー」、とっても読みたいんです!
日本に帰ったときの「買いたい本リスト」のなかの一冊です…☆

>みにさん
こんにちは☆
鴨川ホルモー、大好きな1冊です。
“和”を感じる世界で、オススメですよ~。
万城目さん、小説もエッセイも面白かったです。
日本に帰った時はぜひ♪

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