大結婚詐欺師ほか、色んな作家

★2つ。

両親の本棚にあった北杜夫さんの
『楡家の人びと』と『さびしい王様』シリーズ。
子供の頃の自分にとって『楡家の人びと』は難しく、
『さびしい王様』シリーズは読みやすく愉快な話で、
同じ作者であることが不思議でなりませんでした。

『さびしい王様』シリーズはとても好きだった。
滑稽さが寂しさを含んでいる、寂しさの中に滑稽さがある、
ということを『さびしい王様』シリーズで
初めて感じたのかもしれない、
そんなことを思い出して読んでみた『大結婚詐欺師』。

『大結婚詐欺師』もばかばかしくも寂しい話、なんだけど
ばかばかしさのほうが支配しすぎ…という感想です。
あまりにもばかばかしい詐欺の手口とか、
刑事が大結婚詐欺師に逃げられる
これまたばかばかしい顛末とか、ちょっと長過ぎ。

『大結婚詐欺師』は好みではないけれど、
“生きる”ということには
ばかばかしさと寂しさが含まれている、
という切なさは好きです。

『さびしい王様』シリーズは
ばかばかしさと寂しさのバランスが好きだった…
というように記憶しているけれど、
ずいぶんと年月が経っているから自信は無いな。
読むほうの自分が(多分)変わっていると思うので、
同じものをどう感じるかも不明。

『さびしい王様』シリーズをもう1度読んでみたくなりました。
生きることに含まれる寂しさが
どんな形に描かれているのか、
難しく感じた『楡家の人びと』ももう1度読んでみたいです。



『大結婚詐欺師』
ここに登場と相成りますのが、
その名も轟く結婚詐欺師。
対しまするが北沢警察、
敏腕刑事と誉れも高き阿川頓馬。
追いつ追われつの大混戦。
気づけばどうして好敵手。
義理と人情、秤にかけても、
どうにもならない哀しき業よ―。

参考:「BOOK」データベース
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コメント
読んでみたいです
どうも、私もさびしい王様すきです。さびしい乞食もさびしい姫君も好きです。結婚詐欺読んでみたいです。縁があればどこかで出会えるとよいのですが。怪盗ジバコも好きです。紫水晶のでてくる話が特に好きです。ご縁がありましたら読んでみて下さい。

>チョビ太さん
コメントありがとうございますっ!
さびしい王様シリーズはとても好きでした。
そのうちシリーズ3冊とも再読したいと思っております。
怪盗ジバコはまだ未読ですが、機会があれば読んでみたいですっ。

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