★4つ。

推理小説のようだけどいわゆる“トリック”はなく、
怪奇小説のようだけど妖怪は出てこない。
それでも怖くて面白い。

登場人物の「京極堂」が語る長い話は難しいけど、
納得できる部分も多々あり。
なんとか分かった気になって読み進めれば、
後は展開が気になって気になって一気読み。
終わってみれば長い話は絶対に必要なものだと納得。
因習に縛られる人々の悲しさが印象的でした。

風変わりで魅力的な登場人物達の多くは
この後の京極堂シリーズにも続けて登場するそう。

京極堂シリーズとか百鬼夜行シリーズ、とか呼ばれるものの第一作。
ハマる人とハマらない人にきれいに分かれそうだけど、
私はハマりそうな予感。




この世には不思議なことなど何もないのだよ-

古本屋にして陰陽師、京極堂が
憑物を落とし事件を解きほぐす。
東京・雑司ケ谷の医院にまつわる奇怪な噂。
密室から失踪した娘婿、
その妻である娘は20ヶ月も身籠ったまま-。
文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え
噂は意外な結末へ。

参考:「BOOK」データベース
『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)
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