とっても不幸な幸運畠中恵

★4つ。

時代物でお馴染み、畠中恵さんの現代物。
連作短編集です。

缶を開けると起こるのは、開けた人にとって直視したくない現実。
見たくないものを見てしまう「不幸」、
でもそれを乗り越えることで幸福に近づけるという「幸運」。

酒場の店長と常連客たちの距離感が心地いい。
口が悪くてお互いからかったり喧嘩したり、
けれど本当は心配し合って、“不幸な幸運”を乗り越える手助けをするのです。
普段は干渉し過ぎずに困った時は手を差し出す、
大人の友人関係がほんのり暖かい。

畠中さんは2冊目、時代物のほうが人気があるようですが
全体に流れる暖かさは「しゃばけ」とも共通してる印象。

開けた人がどうなるのか、常連客たちと一緒に心配する気持ちに。
短編だからか、解決法にちょっと無理があるな、と感じる話もあるけど
全体として暖かく心地よく読めました。

「酒場」という名の酒場、クセモノばかりだけどちょっと行きたい。
 
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い




ちょっとひねくれているけれど
料理自慢で世話好きな店長のいる
「酒場」という名の酒場。
店長の娘やクセモノ常連客が、
100円ショップで売っている
「とっても不幸な幸運」という名の缶を開けていく。
開けると起こるちょっと不思議な出来事は
開けた人の運命をちょっと変えてしまう…。
缶の中にあるのは「災い」?それとも「幸せ」?

参考:「BOOK」データベース
『とっても不幸な幸運』
ブログカテゴリ : 畠中恵
ブログテーマ : オススメの本の紹介
ブログジャンル : 本・雑誌 |

コメント
Comment Form

秘密にする
 
TRACKBACK
TrackBack List
装画は寺門孝之。 2001年庶民とお化けの不思議な関わりを描いた「しゃばけ」で 第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞デビ...
2008/11/04(火) 02:35:58 | 粋な提案
 お気に召したら

 本の感想・レビューしてます。

 るん

Runと申します。“るん”
とお読み下さい。読んだ本の
感想・レビューを書いています。

Add to Google My Yahoo!に追加

 他にもブログやってます。

 手織りネットショップです。

 最近読んだ本の感想・レビュー

 

 おすすめ度カテゴリー

 本の著者・ジャンル別

 最近のコメント

 最近のトラックバック

 相互リンクブログ

この本ブログをリンクに追加する

Copyright © おうちで本を読む。 All Rights reserved.
Images by Night on the Planet  Designed by サリイ  |  1GB!FC2ブログ