★4つ。

エッセイでファンになったk.m.pさんの絵本。
ちっちゃなちっちゃな“さるむし”、
その辺にいるのかもしれないな、という気になります。
色づかいをぐっと抑えているところも
“さるむし”に似合っていて好き。

ただ、ラストの「さるむしへ…人間より」は一瞬、
あれ、“さるむし”の存在を
人間は誰も知らないんじゃ無かったっけ?と違和感を感じてしまった。
最後まで“さるむし”の独り言、
メッセージ部分は“さるむし”が自分で気付く、
という形のほうがすっきりした気がします。

すぐそばにいるものに全く気付かない人間、
認められたくてあがく“さるむし”
両方とも何かが足りない。
とても短いお話の中に大きなことが含まれていて
読み終わってからじわじわと“さるむし”が心を占めていくような。

ラストはちょっぴり違和感があったけど、
それでも何度も読み返したくなる絵本です。  



『さるむし。』
さるむしって、なんですか? どこ? わかんない。
あまりにも小さくて、
誰にも気づいてもらえないさるむし。
それでも人間に認められたくって、一生懸命、
自分の存在を主張してみる。

参考:「MARC」データベース

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