四畳半神話大系森見登美彦

★5つ。

4つの短編、
なんだけど2話目を読み出してとまどった。
どうやら主人公は1話目と同じ人、
だけどちょっとおかしな部分があるよ?
森見登美彦さんの『四畳半神話大系』
4つの話はどうやら4つの平行世界で起きていることのよう。
同じ部屋に住む同じ人、
ちょっとした選択で運命がどう変わるのか。

『太陽の塔』と同じように、格調高い文章で語られるしょーもない思考。
大真面目な主人公と
ばかばかしい出来事のギャップに笑ってしまいます。

登場人物も相変わらず一癖ある人ばかり、
近くにいたらちょっと困るけど
なんだかとっても愛おしい。

4つの話の中に同じ文章が何度も出てくるので、
そのへんはちょっと飽きちゃうかも。
けれど、どこが同じでどこが違うのか、
話が上手くできているので興味深くてぐいぐい読めます。

「あの時、こうしていれば…」なんて幻想を抱きがちだけど、
結局は同じ人間、たいして変わらない人生なのかも。

だとすると、今ここにある人生を楽しんだほうがずっと得。
本人にとっては悲劇でも、
傍から見ると喜劇でしかなかったりして。

そんな風に自分を客観的に見て、笑っちゃったほうが人生楽しいや、
と読み終わってちょっと肩の力が抜けました。



『四畳半神話大系』
大学3回生の春までの2年間を思い返してみて、
実益のあることなど
何一つしていないことを断言しておこう-。
この見るに堪えない状況は、
どこまで遡れば取り返せるのか。
京都の街の四畳半、大学生の奇妙な生活。

参考:「MARC」データベース
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コメント
こんばんは。
この本、タイトルからして結構気になってましたが、
なるほど、そういう構成の本だったんですね!!

森見登美彦さん、色々な方のブログで名前拝見すること多いし、この本読んでみようと思いました。

素敵な紹介をありがとうございます!

>ジーナフウガさん
気になるタイトルですよね~。
ちょっとネタバレしてしまいましたが(・・;)、
それでも十分楽しめると思います!おすすめですっ。

森見さん、私もハマってしまっています。
独特なユーモアがツボにハマるととても面白いです。

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