★4つ。

6つの妖怪の物語は、
“主役”と言うべき人物も関わる事件もまったく違う…
だけど、事件と事件との間に少しずつ関連性が見えてきて
事件の底にはいったい何があるのか、
関口ならずとも「知りたいです」と答えてしまいそう。

以前に登場した人物がずらずら出てきて、
京極堂シリーズ通して読んでいると「おぉ、あの人も!」と嬉しくなります。
新登場の人物もたくさん、とにかく人数が多い多い!
その分、人間関係もややこしくって
相関図を書きながら読んでました。

今までは事件に対し冷静にふるまっていた京極堂、
けれど今回ばかりは“京極堂の事件”かもしれない。
彼が決して語らない、過去や心が見えてきそうでドキドキします。

ややこしさ・長さ・無理のあるトリック、
それら全てを飲み込んででも、とにかく真実が知りたくなる。
とにかく「始末」を読まなくっちゃ。



『塗仏の宴―宴の支度(ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく)』
昭和二十八年春。小説家、関口巽の許に
舞い込んだ奇怪な取材依頼。
伊豆山中の集落が住人ごと消え失せた-。
「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。
「知り-たいです」。
答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。
十五年を経て宴の支度は整い、
京極堂を誘い出す計は成る。

参考:「BOOK」データベース

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コメント
塗仏の宴―宴の支度(ぬりぼとけのうたげ うたげのしたく)

本の感想・レビュー記事へのコメント
こんにちは。
京極堂シリーズ、シリーズ中途で挫折して追えてなくなって来てるので、Runさんの書かれている

>>以前に登場した人物がずらずら出てきて、
シリーズ通して読んでいると「おぉ、あの人も!」と
嬉しくなります。

なんだかドキドキ嬉しくなり、再度嵌りそうな気配が
芽生えてきました。。。

しかも京極堂の物語ですか・・・。うぅ、揺れます。
僕の中で京極堂は、以前モデルで在るとの噂が
流れた佐野史郎さんの姿なんで、余計想像するだけで
不思議な引力を感じます。

Runさんの文章には何時も、読書のワクワク感に
満ち溢れていますね☆。新たに読みたくなる本に
出会えるので、とっても感謝しています!!。
2008/09/15(Mon) 17:12 | URL  | ジーナフウガ #sAEroksE[ 編集]
はじめまして。
私がこの本を読んだとき、以前の話の登場人物が思い出せず、記憶から引っ張り出すのが大変でした。
そして、ものぐさなので、人物相関図があればなぁ~と思いながらも作成もせずに読みました 笑 
そのRunさんの作成された相関図、貸していただきたかったです~i-239
2008/09/16(Tue) 10:39 | URL  | +紙魚+ #mQop/nM.[ 編集]
>ジーナフウガさん
そんなにお褒め頂き恐縮でございますっ!

塗仏の宴、トリックなどに無理なところもありますが
(いつも通り!)京極堂シリーズが好きなら
楽しめるのではないかと思います。
シリーズもので以前のキャラクターが出てくると嬉しくなりますよねっ。
佐野史郎さんは確かに雰囲気ですね!
これから読む時は、私も佐野さんの姿が浮かんできそうです。

リンクOKありがとうございました!
さっそく貼らせて頂きました。
これからもよろしくお願い申し上げます♪
2008/09/16(Tue) 21:27 | URL  | Run #-[ 編集]
>+紙魚+さん
初めまして、コメントありがとうございます!

前作「絡新婦の理」で人間関係が分からなくなってしまったので、
今回は相関図を書くぞ!と最初から決めてたのです。
自分で読む分には書きながらのほうが理解できたのですが、
人と人を結ぶ線があっちこっちで交差して
とてもお見せできるようなものでは無くなってしまいました…。

よろしければまたお越し下さい♪

2008/09/16(Tue) 21:33 | URL  | Run #-[ 編集]
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